新型コロナウィルス感染症かな?と思ったら

① 症状が軽いときは⾃宅療養してください
普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も,症状が出てから最初の数⽇は区別がつきません.症状が出てすぐに受診しても,新型コロナウイルス感染症かどうかの診断が困難です.仮に早く診断できても,現段階では重症化を防ぐ治療薬などがありません.また,新型コロナウイルス感染症の⼤半はかぜのような軽い症状のまま⾃然に治ってしまいます.⼀⽅で,症状がある時に外出したり受診すると,外出先で感染を広めるおそれがあります.感染拡大を防ぐために,かぜのような症状が出ても,最初の数⽇間は受診せず,仕事や学校を休んで外出を避け,⾃宅療養してください.⾃宅療養の期間は,⼀般の⽅は 4 ⽇間,ご⾼齢の⽅,持病がある⽅,妊娠中の⼥性は 2 ⽇間です.⾃宅療養中は,1 ⽇ 2 回(朝・⼣)体温を測り,⼿帳やノートに体温と測った時間を記録してください.⾃宅療養に不安なときは,定期的に電話で経過を伝えていただき、アドバイスを受けてください。

② 症状が 4 ⽇以上(⾼齢者,持病,妊娠では 2 ⽇以上)続いたら「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓⼝)」へ電話相談してください

各務原市の方: 058-380-3004〈岐阜保健所内〉

岐阜市の方: 058-252-7191〈岐阜市保健所 地域保健課内〉

⾃宅療養を⾏うと,新型コロナウイルス感染症ではないその他のかぜであれば,通常は 3-4 ⽇間で⾃然に治ってきます.もし 4 ⽇以上かぜの症状(発熱,咳,のどの痛みなど)が続く場合,⼜は 4 ⽇未満でも呼吸が苦しくなるなど悪化の傾向があれば,新型コロナウイルス感染症を疑う必要があります.さらに,ご⾼齢の⽅,持病のある⽅,妊娠中の⼥性は,新型コロナウイルス感染症が悪化しやすくなります.それらの⽅々は,かぜの症状が 2 ⽇以上続いた時点で,新型コロナウイルス感染症に注意が必要です.⼀般の⽅は 4 ⽇以上,⾼齢者,持病のある⽅,妊娠中の⼥性は 2 ⽇以上,かぜの症状が続いた場合に,上記の「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓⼝)」に電話でご相談ください.感染拡大防止のため,必ずお電話にてご相談いただくようお願い致します.

③ 受診の⽅法
「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓⼝)」に電話相談すると,担当者から症状の経過や持病の有無などを質問されます.その上で担当者が,受診が必要かどうか判断します.担当者の判断と指⽰にしたがって⾏動してください.
受診する場合は,たとえ咳やくしゃみがなくても必ずマスクをつけてください.また,必ず担当者から指⽰された医療機関で受診していただくようお願い致します。

 

※ご心配、ご不便をおかけしますが、感染拡大防止のため、まずはお電話にてご相談くださいますよう、ご協力お願い致します。